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堂安律選手は東京五輪で活躍する?オリンピックシリーズ

東京オリンピックまで、残すところあと数ヶ月になってきました!東京での56年ぶりのオリンピック開催ということで、盛り上がっていますでしょうか?みなさん、オリンピックと言えばどの竸技に注目していましか?野球、マラソン、陸上、水泳などなど。見所盛りだくさんだとは思いますが、今回は、そんなオリンピックに向けて、サッカー日本代表についての特集記事を書いてみました。今回は、堂安律選手です。

Photo by "MBS"

堂安律選手とは

 

生年月日:1998年6月16日

所属:PSV

ポジション:MF

身長:172cm

体重:70kg

堂安律選手は、兵庫県尼崎市出身で、まだ21歳の若き有望なレフティです。中学校へ進学する際に、ガンバ大阪セレッソ大阪名古屋グランパスエイトのジュニアユースからオファーを受けた末に、ガンバ大阪ジュニアユースへ入団しました。ジュニアユース時代の2012年に史上初となるU-15年代全国三冠を達成。

Photo by "ゲキサカ"

そして、16歳11か月11日でクラブ最年少でのリーグ戦デビューを果たすと、翌2016年にはトップ昇格を果たしました。カテゴリー別代表では2014年にU-16代表に入り、AFCアジア選手権に出場。2018年には、U-20W杯にエースとして出場している。オリンピックの日本代表にも選出されたり、キリンチャレンジカップウルグアイ代表からゴールを決めるなど、A代表B代表ともに存在感を発揮している。左右両方をこなせる攻撃的MFとして早くから頭角を表し、2017年にはオランダのエールディヴィジフローニンゲンへ移籍後10 得点をあげる活躍。2019年からはリーグ名門のPSVに移籍しています。

Photo by "ゲキサカ"

 

 

堂安律選手の凄さ

 

堂安選手は、若手版バロンドールに当たる賞「コパ・トロフィー」の候補者10名にノミネートするほどの世界的評価を得ています。あの名監督、ジョゼップグアルディオラ監督も「非常にエキサイティングな選手」と語っています。

果たしてどこがすごいのでしょうか?3つのポイントから解説していきます。

 

【切れ味鋭いドリブル】

 

堂安選手といえばやはり積極的に攻撃を仕掛ける積極性と、個人で状況を打開できるドリブル力です。過去にはFIFAの公式に、「日本のメッシ」と称されたこともあります。

プレースタイル自体はかなり強気で、かなりのキレを元に突破していける選手だです。堂安選手のドリブルは、スピードに乗ったドリブルで、重心が低く俊敏性が高いことが特徴です。また、ボディバランスが優れているため競り合いにも強く、フィジカルコンタクトの勝率が非常に高い選手です。

 

【抜群のシュートセンス】

 

堂安選手の広いシュートレンジ、思い切りの良さは日本人の中でもかなり珍しいタイプです。ガンバ大阪元チームメイトのGK東口選手も、「狭いスペースを見つけて、そこいくかというシーンでいく。仕掛けた後もシュートを振り抜く。Jリーグには振り抜く選手が少ない。律は遠くからも狙ってくるんでGKにとっては非常に嫌な選手です」と語っており、ゴールに向かう姿勢が強いことがわかります。

そして、ゴールへ姿勢もそうですが、シュート自体にも体重の乗った強烈なボールを蹴ることができ、パワーとスピードを両方持ったシュートが特徴です。ファーサイドにもニアにもシュートコースを持っているバラエイティさや、確かな枠内への精度をもつ左足にはこれからも注目です。

また、堂安選手自身も、インタビューでこう答えている。

「オランダに行って、ドリブルが人より長けていると思ったことはない。パスも世界で脅威になるほどかどうか、分からないところはある。その中でパンチ力、一発の振りはトレーニングの時から特徴かなと感じている。そこは負けていないと思っているので」

 

【強靭なメンタル】

 

何といっても最大の特徴はメンタルではないでしょうか?「長友のように明るく、本田のように強靭なメンタルを持ち合わせた人物」と言われるほど。

それはプレーにも現れている。日本代表として親善試合に望んだコロンビア戦で、堂安選手は3本のミドルシュートを放ったが、一度も枠を捉えることができず、試合には敗退してしまった。敗退後、パスではなく自身のシュートという選択をした堂安選手に対してネットでは批判の声も相次ぐ中、インタビューで、

「何を言われても、おれは打ち続けますよ」と語りました。周囲の批判に臆せず、一貫して果敢に挑戦する姿勢は日本人には珍しい強気なメンタルの現れではないでしょうか。

ここまで堂安選手のすごさについて解説してきましたが、逆に足りない部分はどこでしょうか?個人的な意見ですが、ゲームを作り上げる"サッカー力"だと思っています。特にトリニダード・トバゴ戦などにおいては顕著に現れました。足元の技術やシュートに関しては問題ありませんが、やはり若さゆえに経験が足りず、試合を作り上げる賢さがまだ足りない部分だと感じています。ドリブルでの仕掛けや突破を考える積極性のあまり、球離れが悪く自身でボールを持ちすぎてチャンスを潰してしまうことが多々あります。とは言えポテンシャル十分ですので、これからより一層世界の舞台に立ち、挑戦することで飛躍し、日本代表を背負う選手になってくれることを期待しています!

オリンピックではここに期待!

 

Photo by "Sportiva"

さて、オリンピックでの堂安選手の活躍を予想していきたいと思います。今回は、「堂安選手がオリンピックでどのポジションになるのか」「どのようなプレーが期待されるのか」「ポジション争い」の、3つの点から推測してまいります。

 

【どのポジションでプレーする?】

 

まず、森保監督は、現在兼任しているA代表では積極的に4バックをベースにした4-4-2もしくは4-2-3-1のフォーメーションを採用していますが、B代表ではスタートから3バックを基本とした3-4-2-1のフォーメーションを採用しています。というのも、3-4-2-1システムは、森保監督がサンフレッチェ広島時代に、2012年、2013年、2015年と三度のリーグ優勝を果たした時のフォーメーションなのです。また、監督自身も「(3-4-2-1が)日本人に一番合っている」と語っています。

 

 

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